私は結婚してから新築の大東建託のアパートに住んでいました。
立地も職場に程近く、利便性の面でも言うことはなかったのですが、
以前の記事にも書かせていただいたように悩みもありました。
そんなある日、ふと考えました。
このまま賃貸で一生過ごすのと、住宅を購入するのはどっちが良いだろう。
ネットで検索してみると、新築戸建ては負債！マンションは資産！中古をリノベーション
して住もう！などなど色々な記事があります。
マンションは立地が良いことが多く、価値が下がりにくい為資産になるということはよく
わかります。資産になることで家賃を資産に換えつつ将来的に転勤や離婚、収入減など、
様々なリスクに備えることができます。
ただ、立地が良いことでマンションの駐車場代は高めの設定となることが多く、
積立修繕費など、資産に替わらない固定費も住み続ける限り毎月数万円かかります。
この固定費を保険料と思って払い続けることができるかというと、そもそも駅近や
環状線沿いの好立地が生活に必要ない私には魅力がなく、鉄筋コンクリートの建物でも
騒音問題の心配はあります。それなら賃貸に住み続けながら数万でも積立投資をした方が
マシだと感じてしまいます。
戸建てはというと、間取りや外観を自分の好みのものに仕上げることができ、生活音の
騒音問題は無く周辺の環境による騒音問題はあるかもしれませんがそれは予測によりある
程度避けることができます。駐車場代もかかりません。
しかし、マンションでいう積立修繕費に当たるものは、その都度自分で用意しなければ
なりません。外壁の塗り直しは100万円かかることもざらにありますし、エコキュート
などの給湯器も寿命があります。また、一度住み始めると中古物件となり、生活の変化
により売りに出すとなった場合、価値の暴落はマンションの比ではありません。20年後
には価値が０になるとも言われます。要するに売ることを想定して買うものではない
ということです。
戸建てを買うということは、離婚はしない(どんな困難も夫婦で乗り越えていく)、収入は絶対に維持する、転職するにしても勤務地の制約から選べる職種が限定される、これらを覚悟するということになります。
中古物件のリノベーションはどうも中古が怖い自分にはそもそも魅力を感じませんでした
しかし、自分が一生独身でシンプルでミニマルな生活を送って早期リタイヤを目指すような
人生なら選択していたかもしれないなと思いました。
私の将来の夢というか、描く理想の中には自分が育ったような戸建てに住み、今はまだ
いませんが子どもができたら周りの騒音を気にせずのびのび遊ばせてやりたいなとか、
ご近所と仲良くお互いの家族の成長を見守り合うような環境で安心して妻と末長く暮らしたいなと思っています。
仕事も変えるつもりはなく、勤務地が変わったり、会社が傾くようなことに対する備えは
別で行おうと思いますし、修繕費用や固定資産税についてはある程度想定できるのでその
積立金も含めたトータルでローンの計算をしてその予算内で家を立てれば良いという結論になりました。
そんなわけで私の結論は、戸建てということになりました。
